健康情報学研究室は京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻の講座です。
社会健康医学系では高度化・複雑化する社会におけ療において、従来の医学のみでは解決できない種々の側面に対し、医学・薬学・生命科学・数理科学・情報科学・社会科学・人文科学を包括した学際的な教育および研究を行っています。
健康情報学分野の特色は下記の通りです。
● 健康・医療問題の解決を支援する情報のあり方を追求。
● 情報を「つくる・伝える・使う」の視点で捉える。
● 対象は医療者に限らず、患者・介護者・支援者などの医療消費者・生活者全般。
● 個人から社会レベルの意思決定の支援を想定。
● ゲノム情報の応用やデータマイニングに関する研究も実施。
● Evidence-based Healthcare、情報リテラシー、e-ヘルス、マスメディアによる健康・医療情報、情報倫理などの教育・研究を推進。
(Nakayama T. Journal of Epidemiology 2006)