近年、京都大学大学院医学研究科と滋賀県長浜市が連携して取り組んでいる 『0次予防健康づくり推進事業』という長期的な疫学研究(コホート研究)の事務局として、 ゲノムコホートの立ち上げや運営にあたっており、栄養疫学的手法を用いて遺伝子多型と 食生活が生活習慣病発症に及ぼす相互作用(Gene-Environment Interaction)に関する ゲノム疫学研究や、ゲノム情報を健康情報の一部として取り入れていく際に生じうる様々な意識や 行動の変化などを検討するゲノムリテラシーに関する研究についても力を注いでいこうとしています。